Google検索エンジンのアルゴリズムに異変が起きています。

米国におけるGoogle検索の異変

Googleの検索結果において、共和党の現実主義的な言論が封殺され、民主党の理想主義的・お花畑的な言論が上位表示される問題が、米国の議会(下院の公聴会)でも討議されています。現在の共和党および民主党の得票率はほぼ半々ですから、検索結果も共和党より・民主党よりでほぼ交互に表示されることが常識的な帰結ですが、現実にはそうなっていないのです。

共和党議員
「検索すると我々の法案に対する非難記事しか出てこない。少し前向きな記事が表示されるのは3〜4ページ目。保守派への否定的な偏向があるのでは?」

【公聴会】共和党議員「Googleで検索すると我々の法案に対する非難記事が多い」と主張 → GoogleのCEOピチャイ氏「政治的な偏向無い」

日本でもGoogle検索はジャックされているのか?

これは対岸の火事ではなく、日本でももう現実です。試しに「共産主義 虐殺 映画」と検索してみてください。共産主義者による虐殺者数は約1億人にのぼりますから、当然、本来は人口800万人のうち200万人から300万人が虐殺されたクメール・ルージュによる虐殺を題材にした「キリングフィールド」のような映画がトップに表示されるのが自然です。ところが、現実の検索結果は違います。果たして、この映画の題材となった事件による犠牲者の規模はどうだったでしょうか。世界中の検索者にとって、どちらが重要な情報でしょうか。

検索エンジンが敵の手に落ちると世論形成を操作されて、長期的にじわじわ敵の手に落ちていくことになります。Googleが軌道修正してくれればよいですが、日本として手をこまねいているわけには行きません。対策として、日本でも独自の検索エンジンを開発することが現実的です。