日経ビジネスの劣化については、過去に2つの記事[左翼コラム][狂った編集長]を書きました。

もう一つ、触れなければならないひどいコーナーがあります。「トランプ・ウォッチ」というコーナーです。

トランプ・ウォッチの構成

毎回、米国のトランプ大統領の発言やツイートの一部を切り取って掲載します。それに他の人物のコメントを並べて掲載します。
トランプ氏が「フェイクニュースだ」と主張した発言などがたびたび紹介しています。

ビジネス雑誌に政治記事は必要なのか

何度も書いていますが、そもそもビジネス雑誌に政治記事は必要でしょうか。
ビジネスマンが購読料を払うのは政治記事を読むためではないはずです。

背景や対立点を解説する意思はなく、対立を煽るのみ

が、こんなことを記事にしていてよいのでしょうか。

第一に、対立が生じている問題点の背景・経緯についてまったく説明がなく、読者に論点を解説する意思がないようです。

第二に、対立があるならば、その対象の真偽を検証すればよいはずです。それをせず、「トランプ大統領とメディアが対立している」「激しい言葉を使った!」と記事にする。記者として読者に真相を伝える努力を一切していません。

結論:単なるプロパガンダ

むしろ、トランプ大統領と他者との対立を煽りたいためのプロパガンダ記事であり、「トランプ大統領は暴言ばかり吐く、思慮に欠けた人物だ」と脚色してトランプ嫌いにさせようという意図があると感じます。

日経ビジネスの他の多くの記事にも通底しているこの流れが本当に不愉快です。